ピアニスト・タカの脱線CD評

FLAT122キーボードとして活躍・ピアニスト・タカ音楽評

ジャズの可能性・メセニーGP/OFFRAMP

演奏がイメージと結合している。 このアルバムを聴いたのは、貸レコード屋さんが乱立していた頃で、まだ練馬の江古田に居た時分であるから、随分前のことになる。当時持っていたオンキョーのアンプと中古で見つけて来たマイクロのプレーヤー、そしてこれまた…

チョン・キョンファを聴く今年後半か?

バイオリンと同化しているらしい!!! 20歳そこそこだった。友人の「T」に教えられたバイオリニストがこのお方。この「T」ってのは前にパユのことを書いたページで登場したフルーティストだが、バイオリンにも詳しかった。 自分の女神のようにこの豪腕バイ…

仮面ライダー555 / 10年以上前、確かに存在した傑作

ライダーの歴史で希にみる傑作555のリプロダクト 節操なしもここまで来ると良い線行っているだろうか?遂に小生のサイトにも仮面ライダー登場です。「トーッッッッ!!!!」僕は年寄りですから何と言ってもあの一時CMでも大活躍していたショッカーの時代、…

フルートに俄然興味が行く / パユのモーツァルト

モーツァルト・フルート作品では頂点かも知れない!! 木管楽器の主役、フルート。4リズムと言われるベース、ドラム、ギター(そして我が鍵盤)は別として、このフルートほどご縁のあった楽器もないです。18歳で上京、一浪して音大を目指すことになった僕は…

串カツではない新世界!/ オケの達人・ドボルザーク

クラシックを聴かないアーティストは底が浅い? あまりにベタシリーズというわけだ。今回はそのベタの中でも特別にベタな新世界を取り上げる。指揮者・オーケストラはクラシックファンであれば、滅茶苦茶に拘るが、僕はとりあえず今回、若干外しつつもある程…

コード進行をこれで覚える / カルメンマキ&OZ・1st

国産では荒井由美と並んで未だ現在進行形 このアルバムを聴いた回数を数えておけば良かった。というくらいに聴いた作品となります。ジャケットがどこやらジェネシスしてますが、内容もまたそれに違わずプログレしております。カルメンマキ&OZってのは結局、…

ディシプリン、これが "宮殿" と同じバンドなの?

つまりは違うバンドになったと。変化幅数キロにおよぶか? やれやれ御大と言われるわけです。本作がリリースされた時点では、拒否反応を示した音楽ファンも多かったと聞きます。そのリセット具合、その断層の深さが半端ではない。メンバーのキャラによるとこ…

Ben monder / ヤコブ・ブロかと思った、、、!

Ben Monderはアメリカ合衆国のギタリストです。 少し前から気になっていたので購入してみました!ふーむ、、これは長く聴くことになりそうです。1曲目がギターソロなのですが、驚きました。音質、音使い、全体を覆う浮遊感がヤコブ・ブロそっくりなのでジャ…

Mats & Morgan / 北欧を代表する変態ユニット

凄過ぎて、そろそろ隠居するか?という気分になってしまう。 ということで、かつて自己顕示欲の針が振り切れてメーターから飛び出していた僕でしたが、情けない有様なのであります。世界は広く深い。様々な化け物がウヨウヨしているのでした。ただの手数王で…

いぶし銀的な存在「マジカル・ミステリー・ツアー」

作品力で勝負ならビートルズの中でもベスト3に入るか? アルバムが単に良き作品の集合体であるというなら、このアルバムは間違いなくビートルズの中にあっても上位にランクされると僕は思う。ポールの作品に偏っているものの、例えばビートルズ全体の作品群…

やはりグールドでしょう「バッハ・パルティータ」

音大2年生時、課題で弾いた4番は今も心から離れない。 パルティータの魅力に気が付いたのは、もしかすると最近なのかも知れない。バッハは他の作曲家とは異なり、敷居の高さ、敷居の種類?が違うという気がする。その中でもこのパルティータは聴いて難解とい…

天才のごった煮/Beatles「ホワイトアルバム」

良き作品ほどレコードで聴きたくなる。 ビートルズファンなら誰でも知っているアルバムです。僕にも高校生の息子がおりますので感じるところですが、昨今の中高生は(僕の時代と比較すると)あまり洋楽を聴かないです。「最近面白い音楽ないんだよね!」と嘆…

"作曲家" チック・コリア / 妖精

チックコリアの中では最も好きな作品 世代、聴かれるタイミングによって評価が分かれるのかも知れない。音楽ファンのコメントを拝見しますと、チックコリア御大であっても、評価が分かれるのですね。それはそれで、面白いなぁ、、と思いますけれど。評価が分…

ELP「タルカス」/いつも心に置いておきたい

キース・エマーソン亡きこの世! キース・エマーソンもグレグ・レイクも故人であることが未だ信じられない自分です。僕が「ELP」に初めて触れたのは高校時代、1stアルバムだった。その後、彼らとしては少し地味な存在とも言える3作目の「トリロジー」(内容…

うーん、、、ケイトブッシュの今「50 Words for Snow」

ケイト・ブッシュ新作果たして? 執念深く聴き続けております。若干印象が変ってまいりました。ですのでこの記事を修正、加筆したいと思います。加筆したところは、赤字にて表示します。 ケイト・ブッシュの好物は「マンゴー」です。 今も変わってなければ。…

クセナキスは"クセ"になるか?/プレイヤード

打楽器のアルバムであるが先行したイメージは持たない方が良いかも知れない。 ヤニス・クセナキスはルーマニア生まれ、ギリシャ系フランス人の作曲家。 僕はこのクセナキスほど、ハードルの高い作曲は居ない。 この作曲家と比較すれば、メシアンも、武満徹も…

音は一旦外に出すべき?/JBL・Pebbles

今日は、少し寄り道です。 オーディオの中で音楽に最も近い存在であろうスピーカー。 そして、JBLって言ったらあなた、、、!!! 本日届いたスピーカがコレ。JBLのUSBスピーカ「Pebbles」 昨晩、早速接続して音を出してみました。 昨今、音楽ファンの殆どが…

頭ひとつ?/YESと言えば、、!

YES/こわれもの(Fragile) 頭ひとつ?何それ? 先に「危機」の記事をアップしたわけです。そのイエスの代表作と言えばこの「こわれもの」と合わせた2枚というのがベタなわけですね。 「リレイヤー」ってのが同業者では多いです。大昔から。 鍵盤技術者では…

UAと草間弥生が何故か重なる/ATTA

UA/ATTA UAは最初に聴いた時、僕の鈍過ぎる耳が反応した珍しい存在だ。先にお断りしておくと川崎タカヲというと、変拍子と現代音楽とポリリズムをバカみたいにコネクリ回して客からも周囲の音楽家からも愛想を尽かされる(笑)というイメージを持っている方…

ギター+ピアノの難しさ/ジョン・アバークロンビー

John Abercrombie Quartet / Acade 私事ながらギタリストと8年程音楽を共にした経験があります。 アルバムも2枚リリースしましたから、それなりに結果を出したのですが、それには次の要素があったからです。ベースレスだっためピアノの左でその役割を担当す…

中学時代を彩っていた「トワエモア」

トワエモア/A TIME FOR US そのアップライトピアノは小学校4年生の時、引越をする1年前アパートの2階に運ばれたYAMAHA/U1だった。 父の実家に家族で移り住み、僕は随分と田舎に来てしまった(つまり都落ち感、、笑)を感じていたわけです。 今思えば、岩手県…

今でも聴きたくなる・イエス/危機

YES/危機〈Close to the Edge〉 本作は、あまりにベタなアルバム紹介ってことだと思う。最近すっかりジャズ方向に舵を切った自分ではありますが、だからと言ってこれまで好んで聴いて来た作品にそっぽを向くというのも何か人情味に欠けるというか「手のひら…

これで足りてしまう?-ウニタミニマ/世界の縁

ウニタミニマ/世界の縁(へり) やれやれ、とうとう僕の本丸に突入ですか(笑) ウニタミニマ!!!!! 若い頃、とても好きだった。そして久しぶりに(数十年ぶり)聴いたら更に好きになっていた。 これが遠い昔の音楽? 冗談じゃない。この音楽は今も生き…

JAKOB BRO / STREAMS ドラマーが違うだけで……!

JAKOB BRO / THOMAS MORGAN / JOEY BARON STREAMS 最近聴くのは、この辺ばかりなんですよね。ECMのこの辺。 先に書いたのは前作となりますが、本作との大きな違いはドラムが変ったことです。 前作がフリゼールっぽく、今回はもう少しナチュラルな感じとなっ…

聴くと胸がいっぱいになる / 荒井由美・MISSLIM

荒井由美/MISSLIM 放課後、一番前の席に座る僕の目は黒板の左下に小さく白いチョークで書かれた「ベルベットイースター」という文字を追っている。 何それ?何かのタイトル? 恥ずかしそうに消え入りそうなその字体は今も心に刻まれている。(ベルベットイー…

ヤコブ・ブロ/Gefion「踏み絵」のような?〈加筆・修正〉

まず最初に〈加筆・修正〉とお断りを入れたのは、数回聴いているうちにこの作品に対する自分の感じかたが大きく変わって来たからです。こういうタイプの音楽は少し時間をかけて余裕を持って接したいものです。 ECMと言えばこんなジャケット、というお約束の…

GoGo Penguin / 最近のピアノ音楽事情

GoGo Penguinはピアノトリオです。 V2.0 新しいジャズピアノトリオ等とネット検索すると出現率の高いバンドです。 本作は何やらソフトのバージョンのようなタイトルが付いております。 自分の勝手な思い込みで米国のユニットと思い込んでおりましたが、イギ…

ピアニスト/Martin Musaubach 知っている?

www.youtube.com 何しろ凄いと!全く知らない方ですね。 実際、楽器店のサイトからリンクで辿って来たわけでして、この動画もStudiologic/Muma Pianoというステージピアノのデモとなるわけです。 アルバムもリリースされているようですし、他のライブ動画で…

収録風景/ホロヴィッツ モーツァルトピアノ協奏曲23番

ホロヴィッツは僕が最も尊敬するピアニストです。 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番、ピアノ・ソナタ第13番 Youtubeにアップされているホロヴィッツの収録風景は僕にとって、最近特に興味を掻立てられる内容だった。 譜捲りの若いスタッフがうっかり忘れて巨…

Beatls/Revolver(リボルバー)ー 平伏するしかない?

今更ではない!これからのビートルズ。 ビートルズ・アルバム評の第一弾は「Revolver(リボルバー)」となります。 僕のイチオシと言えば「Revolver(リボルバー)」です。これは全く迷わずに。 小学生の僕にとって、ビートルズ初体験はあまりに強烈だった。…

もっと評価されるべき "ショスタコーヴィチ"

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 映画音楽のルーツがここにある。さて、遂にショスタコーヴィチ御大の登場です。ロシアの誇る近現代作曲家、クラシックの長き歴史の中でも間違いなくベスト10入りする大作曲家でしょう。その作品の中で最も有名な作品がショス…

ジャケが、、キングクリムゾン/宮殿

クリムゾンの連中は今も宮殿で暮らしている?実は僕、文通している方がいます。素敵な方ですが変な関係ではないですよ。アメリカに居住の音楽友達です。その方が珍しくプログレッシブロックにお詳しい。鼻歌で「風に語りて」を歌ったりするらしい(笑)だか…

一柳慧/交響曲第8番リヴェレーション2011室内オーケストラ版

現代音楽に取りついたイメージを払拭してほしい。一柳慧:交響曲第8番─リヴェレーション2011 室内オーケストラ版 紛うことなき現代音楽作品である。僕は一柳の音楽は(本人の演奏による)ライブで聴いたことがある。高橋悠治と「不屈の民」で知られるジェフス…

現代音楽の寵児・リゲティ/エディション3

「現代音楽の寵児」実際リゲティは、度々このように紹介されます。聴いて楽しめる現代音楽とも言える。リゲティという名を初めて聞いたのは高円寺のライブハウス「ペンギンハウス」に出演した時だった。「懐かしく、遠くなってしまった世界だなぁ」と思うけ…

心に刻まれる理由ーピンクフロイド「狂気」

消失された場所で聴いた「狂気」の記憶。 18歳の僕とピンクフロイド「狂気」、イメージは重なりひとつの記憶になっている。The Dark Side of the Moon 「狂気」はもちろん邦題ですね。上記がオリジナルのタイトル。本作は出来るだけ良い音で聴きたい内容とな…

Phew、パンクニューウェーブの旗手

テクニックを笑い、一蹴するそのカリスマ性 もう随分遠い昔となるが、坂本龍一さんがDJをしていたサウンドストリートは僕にとって魅力的で、あまり耳慣れない新しい音楽を教えてくれた。Phewもそうだ。「このヴォーカル、一体どうした?」それが第一印象。 …

ブレードランナー、、6回目の再生なるか。

映画音楽の役割を再認識させた傑作 ブレードランナー、、マニアなファンはブレランなどと略して呼んだりする。 昔、SNSでこの映画のコミュニティサイトに入ったら、その内容があまりに濃くて熱いのでボーッと眺めるだけだった気がする。 ビデオBGMの仕事に関…

ウルトラQ〈サウンドトラック〉ケムール星人とパトカー

高度経済成長期、子供達の興味は対象は野球と怪獣! 分かりやすい時代。父親達は猛烈に働き、子供達のヒーローはONと怪獣だった。さあ、遂に来ましたね。僕の世代でウルトラシリーズを素通りした人はいないでしょう。朝登校時、話題の中心は昨晩登場した怪獣…

グールド/ベートーベン・ピアノソナタ「8番.14番.23番」

以前アップした記事を白紙から書き直しました。 もう少し聴いてから書くべきだっただろう、という判断からです。 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」・第14番「月光」・第23番「熱情」 このタイトル。 クラシックファンには何とも耳タコなイメージ…

心の中で生き続ける-KEEPⅡ・深町純

深町さんからの手紙 思い出すと涙が出て来る。 深町純さんはこの国を代表するピアニスト・作曲家です。 昔から凄い人だった。米の強者と対等に渡り合い作品を残している。 今聴いても、それは懐古趣味などではなく現行型の音楽としてしっかり聴けるものだ。 …

バンドキャラ「クラフトワーク」

長き歴史を持つドイツ・テクノミュージックバンド。 その音楽性は驚くほど一環している。 これほど、ぶれないバンドも珍しい。 最も有名なアルバムと言えば間違いなくMan Machineとなる。 最初、聴いたのはレコードだったが、その音楽内容に「まずは驚き」そ…

アッコちゃん/Welcome to Jupiter

ついに来たなと!矢野顕子のCD評でやんす。 『Welcome to Jupiter』を会社の知合い営業が持って来てくれました。 彼は、アッコ様のファンクラブ関係で運営に関わっているらしいですが、詳しいことは教えてくれないですね。ケチ!!(笑)ただ「変ってるよ〜♪…

ELPは1stに限る…?〈グレグ、キース追悼〉

ELPではコレが一番!とよく言われるが、、。 まず、このページを編集しようと思ったのは先頃ELPのグレグ・レイクがお亡くなりになったからです。またそのニュースからキース・エマーソンもまた今年、拳銃による自殺による亡くなっていたことが分かりました。…

ご婦人ヴォーカリスト・BEST5

ピアニスト・タカ監修? 伝説の国内女性ヴォーカルシリーズ たったの5人に選ばれた美女達はさあ、誰でございましょうか。独断と偏見に満ちた力筆なのです。かなりの偏りです〈笑〉5.ちあきなおみあの目でのぞき込むように見詰められるとメロメロ状態 「喝采…

まずは自己紹介

何とも風太郎的な我が人生 このブログサイトは、先に10点ほどのCD評をアップしましたが、他のブログサイトと重なりがあり、整理のために閉鎖しました。リニューアルして再スタートします。 CD評とは言っても、気分次第。聴き手さんに媚びること無く、自分が…